本圀寺の変とは?織田信長が自ら戦い守ろうとしたのは誰?

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本圀寺の変は1569年に室町幕府15代将軍足利義昭・織田軍と、

三好三人衆との戦いです。

 

今回は足利義昭・織田軍と三好三人衆が戦った本圀寺の変を紹介します。

歴史好きになるきっかけや麒麟がくるを見る、参考にしてみてください。

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本圀寺の変ってどんな戦い?

本圀寺の変はなぜ起きたの

永禄の変で13代将軍足利義輝を討ち取った三好三人衆

(岩成友通・三好宗渭・三好長逸)ですが、松永久秀と戦っていたため

織田信長の上洛を許してしまいます。

 

永禄の変はこちらの記事で紹介しています。

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そのため三好三人衆は京都から逃げていきます。

 

同年の10月には、信長によって三人衆が推薦していた足利義栄が

将軍をやめさせられて信長が推薦する足利義昭に将軍の座を奪われてしまいます。

 

三好三人衆は本圀寺にいる足利義昭を倒そうとたくらんでいると、

信長に敗れて美濃の国から追い出された斎藤義龍の息子、

斎藤龍興(さいとうたつおき)が本圀寺攻めに加わります。

 

本圀寺の変

1569年の年明けに、三好三人衆は義昭のいる本圀寺を、1万の軍勢で攻め込みます。

 

それに対して義昭方は信長の軍と明智光秀とともに本圀寺に立てこもり、

三好軍と戦います。

 

寺の守りは手薄だったため、落城して義昭は討ち取られると思われましたが、

三好の軍は足利方の国衆(くにしゅう)の守りによって、

義昭のいる本圀寺になかなか攻め込むことができませんでした。

(国衆とは大名ほど領土を持ってはいない、小さな範囲の支配を行った武将たち)

 

そのまま戦いが続き、日が落ちてきたため三好軍は、翌日の戦闘にさなえて

一度撤退していきました。

 

ですが翌日になると、幕臣の細川藤孝や国衆らの援軍が来ました。

 

三好三人衆は不利になったため撤退をするも追いつかれてしまいます。

そして両軍は戦うこととなります。

 

こうして、有利になった足利・織田方が勝ちました。

麒麟がくるでは、28話「新しき幕府」で本圀寺の変がおきました。

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本圀寺の変後

本圀寺で戦った足利家と三好三人衆は変後にどうなったのでしょうか?

本圀寺の変後の足利家と三好三人衆

まず三好三人衆は三好家当主三好義継を支えつつ、三好長慶の作った三好政治を

行います。

 

しかし、三好三人衆は三好長康や筒井順慶らと同盟をして、義継と対立します。

 

三人衆は織田信長上洛を防ごうとしますが、敗退してしまいます。

 

三人衆はさらに三好宗渭が病没、岩成友通が戦死して三好長逸が消息

不明の状態になり、三好三人衆は完全に滅亡することとなります。

 

足利家は義昭が織田に助けられてから幕府を再興しました。

ですがやがて織田信長と対立して、槇島城(まきしまじょう)にて激突します。

 

義昭方は織田軍に負けて、息子の足利義尋(ぎじん)を織田信長に人質として、

差し出し降伏します。

義昭が織田信長に従うと信長は義昭を追放して、室町幕府は滅亡します。

 

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