麒麟がくる大河ドラマは第2話放送されましたね。
今回も映像や音楽はもちろん、見ごたえのあるシーンがたくさんありました。
ザ・大河というべき合戦のシーンもあり、ストーリーもテンポよく楽しめました。
最後の場面で、斎藤道三がお茶を振るまった帰蝶の夫・土岐頼純役は矢野聖人さん。
今回は、矢野聖人さんについて、プロフィールや経歴と出演作品もまとめてみました。
土岐氏と斎藤道三との関係も説明します。
ドラマの参考にしてくださいね。
麒麟がくる第2話の土岐頼純ってどんな人?
「道三(本木雅弘)に毒殺されるシーンは、リハーサルのときから緊迫感があり、周りのスタッフさんたちも固唾を飲んで見守るという感じでした。とても緊張しましたが、監督に背中を押していただき、本木さんにも声がけしていただいて、頼純を演じきることができました」(矢野聖人)#麒麟がくる pic.twitter.com/Xw6uMslXXJ
— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) January 26, 2020
土岐氏の関係はちょっと複雑です!
土岐頼純は1524年美濃の国の守護の家系である土岐頼武の長男として生まれます。
おじには、美濃守護の土岐頼芸。頼純が生まれたときは頼武の弟が守護になっていました。
当時の美濃の国は土岐氏の勢力が衰えかけ、かわりに家臣の長井氏、斎藤氏が
勢力をあらわします。
頼武、頼芸の父・土岐政房は長男だった頼武ではなく、頼芸を後継者にしようとします。
しかし、力をもっていた斎藤氏が頼武をおして、後継者争いに発展させます。
一旦は頼芸が勝利して後継者として守護に就任となるはずが、父の政房が亡くなってしまいます。
すると斎藤氏がまた頼武を持ち出し強引に家督を継承します。
結局もともとの嫡男・頼武が守護となります。
しかし頼芸は守護の座をあきらめませんでした。
再度争いが起き、頼芸が勝利、頼武はなくなります。
頼武の息子・頼純は当時2歳といわれています。
とうとう守護の座を手に入れた頼芸は美濃の国の政治を当時の有力者と一緒に行います。
それが斎藤道三なのです。
1535年におそらく他国でかくまわれていた頼純が帰国します。
美濃を治める頼芸と道三ペアをよく思わない人間によって、頼純は支持され、頼芸と頼純で美濃の国は権力が二分されます。
再び争いがおき、頼純はまたしても国外脱出へ。この時尾張の織田信秀に力を借りています。しかしその後講和が行われます。
その講和では、頼純が帰国して時期守護になることと、道三の娘・帰蝶と結婚することが決められました。
本来は頼純の父・頼武が手にするはずだった守護の座をようやく手に入れようとしたまさにその時・・・
頼純は24歳という若さで亡くなります。
今回の麒麟がくるでは、それがまさにあの毒殺シーンですね。
麒麟がくるのあらすじ一覧はこちら!
矢野聖人プロフィールと経歴・出演作品など
矢野聖人(やの・まさと)
生年月日 1991年12月16日
出身地 東京都
血液型 B型
矢野さんのデビューのきっかけはホリプロ50周年事業 蜷川幸雄演出の舞台・身毒丸の主演オーディションでグランプリを受賞をしたことです。
矢野聖人出演作品
2010年7月期のテレビドラマ「GOLD」で俳優デビューをします。
2012年のドラマ「リーガルハイ」で古美門弁護士に敵対する三木事務所のアシスタント弁護士役で注目を浴びました。
三木からなかなか名前を覚えてもらえないイケメンの弁護士さんだったね!
2012年には「GTO」にも出演しています。
NHKは2016年朝ドラ「とと姉ちゃん」で酒井秀樹役を演じます。
その後も多くのドラマや映画で活躍しています。
最近の活躍では2019年4月ドラマ「ラジエーションハウス」に放射線技師・悠木倫役をえんじました。
矢野さんはこれまで割と癖のある役柄を多く演じてきました。
この悠木倫役もやはり少し癖のあるちょっと屈折したキャラの検査技師でした。
矢野聖人大河ドラマ初挑戦の意気込み
今回の大河ドラマに出演が決まったとき、うれしかったのはもちろん、長年続いている大河ドラマにでられる喜びは大きかったとのこと。
矢野くんほんまに良かった。
ザワにもでてるねー。#麒麟がくるhttps://t.co/3eUPrVQZXc— 成層圏 (@stratosphere__m) January 26, 2020
麒麟がくるの第2話での出演でしたが、斎藤道三の娘婿役。
あの本木雅弘さんの堂々たる演技と渡り合い、見ごたえのあるシーンでしたね!
第2話の一番の見どころでした。
そんな、矢野聖人さんはなんと時代劇は初挑戦だそうです。
しかもこの2人のシーンはなんと、クランクイン初日だったそうです。
まだ現場の雰囲気や流れがわからない状態で挑んだ役だったそうですが、
とても堂々としていて、表情の変化、豹変する感じにひきつけられましたね。
土岐頼芸については、こちらに記事にしています。
見逃した人やもう一度じっくり見たい人のための動画配信サービスをまとめました。
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