麒麟がくるの豪華キャストが発表されました。
その中には摂津晴門役として片岡鶴太郎さんが出演します。
今回は片岡鶴太郎さんのプロフィールと経歴を紹介します。
歴史好きになるきっかけにしてみてください。
摂津晴門（せっつはるかど）とは
晴門の誕生
晴門の誕生はあまりはっきりしていませんが、
元の名字は摂津ではなく中原と名乗っていました。
摂津になった理由は中原氏が摂津の守だったからです。
摂津晴門の父は摂津元親で後に足利幕府12代将軍足利義晴の別名の一文字をもらい、
摂津晴直と名乗ります。
そして義晴が亡くなってからはその子である将軍義輝の重臣となり、
またその義輝が永禄の変でなくなると15代将軍になった将軍義昭に仕えます。
晴門は足利家一門に仕えていました。
ですが父は義晴の亡くなった後に出家しますが、管途奉行・地方頭人・神宮方頭人を任せられます。
それを補佐していたのですが父元親は亡くなってしまいます。
政所奉行就任
その後に晴門は、父元親の奉行を受け継いでいくのです。
そしてこれらの奉行で活躍したため、敵対していた伊勢貞孝の政所執事を任せられます。
もとは伊勢氏が政所執事を占領していたのですが奉行での活躍や三好氏や京都の有力者と、
つながっていることから政所執事になったとされます。
ですがその時に仕えていた足利義輝が永禄の変で殺害されます。
その後も奉行をつとめますが将軍となった足利義栄が伊勢貞為のを認めたのに反対したため、
京を追い出されます。
義輝から義昭へ
ですが晴門はあきらめず、亡き将軍の義輝の弟・足利義昭に仕えるのです。
そして織田信長と浅井長政の軍で義昭は上洛して将軍となるのです。
義昭は晴門に義輝の時のように政所奉行を任せます。
ですが許可なく武家奉行を行ったことで、義昭から引退を命じられます。
そして政所奉行には伊勢貞興（貞為の弟）が就任しました。
その後は天皇の使者となりますがその後に引退、もしくは亡くなったとされます。
片岡鶴太郎さんプロフィール
【キャストビジュアル 第2弾】
摂津晴門（せっつ・はるかど）
片岡鶴太郎 #麒麟がくる pic.twitter.com/cszGJ4xAIo— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) September 5, 2020
生年月日
出身地 日本 東京都荒川区
誕生日 1954年12月21日
血液型 O型
デビューしたきっかけ
高校卒業後に俳優を目指して1973年に片岡鶴八さんに弟子入りします。
鶴太郎さんは芸は教えてもらえませんでした。
しかし、あるエピソードが残っています。
ある日師匠と一緒におそばやさんに行った時のこと。
師匠から、売れるまでもりそばしか食べてはいけないと言われていました。
そして、いつか売れたら師匠と一緒に天丼を食べたいと、必死で頑張ったそうです。
ですが鶴太郎さんが売れるようになった時には師匠だった鶴八さんは亡くなってしまった
そうですが、芸人としての粋を教えてもらったそうです。
タレント・俳優さらには、画家・ヨガの実践などマルチな才能を発揮
片岡鶴太郎さんと言えば、タレントや俳優としてバラエティーやドラマに
出演されています。
しかし、絵画や陶芸など、芸術家としての側面も持っていることも知られています。
普段は右利きですが、絵画を書く時は左利きとなるそうです。
片岡さんの芸術に目覚めたきっかけは、タモリさんが絵を描いていたことから
自分もやってみようと思ったそうです。
文字を読むということが少し苦手だったようで、そのことも
芸術方面に花が開いたきっかけになったのではないかと思っているそうです。
大河ドラマ出演歴
片岡鶴太郎さんは、芸人として芸能界に入りましたが、
タモリさんやたけしさん、さんまさんなど当時の芸人と呼ばれる
人たちの中で活躍していましたが、周りがすごい人物で、
自分は俳優としてやっていこうと考え、多くのドラマや映画に出演しています。
NHKの大河ドラマの出演歴も多く、
1991年の「太平記」で、北条高時役、
1997年 「毛利元就」井上元兼役、
2008年 「篤姫」岩倉具視役
2014年 「軍事官兵衛」小寺政職役
と、くせのある個性的な役どころが多いですね。
麒麟がくるで摂津晴門役に決まったとき、
ドラマの中で一番の悪役として、演じるコメントを出しています。
ドラマでの悪役の活躍が楽しみですね！
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