太原雪斎は「雪斎」という名で知らられていますが、太原崇孚(たいげんそうふ)も言います。
雪斎は元々僧でしたが海軍を率いるなどの功績によって今川の家臣に取り立てられました。
今回は、麒麟がくるのファンの方へ、太原雪斎はどんな人か?
また太原雪斎演じる伊吹吾郎さんのプロフィールについて調べてみました。
ドラマの参考にしてください。
太原雪斎とは?
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[Eテレ] 12/20(金) 午後11:00〜ゲストに太原雪斎役の伊吹吾郎さんが出演します。https://t.co/tS6rfNzlrL#麒麟がくる pic.twitter.com/pn2qLz2DPl
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太原雪斎は、庵原城城主・庵原政盛の子として1496年に誕生しました。
庵原一族は、現在の静岡市清水区あたりを治める一族でした。
若い頃の雪斎はあまりよく知られておらず、記録に残されているのは、
今川芳菊丸(後の今川義元)と出会ってからです。
太原雪斎と今川義元が出会ったのは大永2年(1522年)のことです。
二人は、駿河の国富士山麓の善得院(現在の、臨済寺)入寺して芳菊丸の教育係を務めることになります。
しかし、はじめは教育係を断っていたのです。
駿河の国の大名今川氏親(今川義元のお父さん)は、太原雪斎が秀才ということを知ると、
急いで「今川家家臣になってほしい!」と、手紙を2枚送りました。
しかし、2枚とも断られたそうです。
その後、雪斎は芳菊丸の教育係となります。
雪斎と方菊丸は修行のために京都五山の建仁寺に行ったり、雪斎と方菊丸で二度上洛(京都に行くこと)します。
そのころ、今川家では大永6年(1562年)に今川家当主・今川氏親が死去します。
家督をつぐはずの嫡男・今川氏輝が突然亡くなり、次男の・今川彦五郎までが死去します。
今川義元は家督をつぐ可能性がでてきて、今川氏親の埋葬のあとに駿河の善得寺に戻されます。
義元の家督相続では、兄の玄広惠探(げんこうえたん)と争います。
これを花倉の乱もしくは、花蔵の乱といいます。
玄広惠探を追い詰めるなどの功績によって太原雪斎は今川義元の家臣になります。
尾張の大名・織田信秀が遠江の隣の国の三河の国を攻めて、安洋城を落城しました。
三河の国の大名・松平広忠が今川氏に降伏約束として、人質に出したのが松平竹千代(後の徳川家康公)です。
早速松平広忠は息子の竹千代を船で向かわせましたが、途中で松平広忠は暗殺されます。
竹千代の叔父は船を乗っ取って遠江のま反対の国尾張の国に、織田信秀の人質としてだしました。
おじ水野信元は織田家家臣になります。
これに激怒した今川義元は急いで太原雪斎に2万5千の大軍を持って行って安洋城を攻めさせました。
太原雪斎は安洋城を落城し、織田信秀の次男・織田信広を逆に人質に奪って織田信秀と交渉。
そしてついに松平竹千代を取り戻します。
早速今川義元は竹千代の師となれと、太原雪斎は教育係になりました。
松平竹千代を取り戻して6年後に病にかかってしまい、1555年に死去しました。
太原雪斎はどのような活躍をしたの?
①花倉の乱(花蔵の乱)
花倉の乱では義元ととの軍ぎでは作戦を考える、戦法に立つさらに敵の玄広惠探を追い詰めるなどの功績を残しています。
②第一次二次小豆の戦い
織田信秀が人質に取った松平竹千代を取り戻すために、織田信秀の次男の居城安洋城を2万5千という大軍で安洋城を囲み織田信広を逆に人質にとって織田信秀と交渉、竹千代を取り戻しました。
伊吹吾郎プロフィールと経歴
生年月日 1946年1月2日
出生地 北海道
血液型 O型
伊吹吾郎さんは、北海道出身の俳優・タレントです。
1965年に日本映画テレビ演劇学院に入所して俳優を目指します。
1969年テレビ時代劇「無用ノ介」のオーディションで主役に抜擢され俳優としてさまざまな映画やドラマに出演します。
代表作といえばなんといっても「水戸黄門」の渥美格之進役。
「格さん」といえば、伊吹さんだね。
レギュラー出演は17年にわたりました。
伊吹さんは、大の猫好きで、趣味はフラメンコギター演奏です。
新しいギターを買った日は、興奮して夜は眠れないそうです。
大河ドラマは、「国盗り物語」、「徳川家康」、「天地人」、
「八重の桜」、「軍師官兵衛」に出演し、今回が6回目となります。
伊吹さんの役は、今川義元を支える太原雪斎。
今川家には欠かせない軍師でした。
伊吹さんはその重みを感じながら演じたいとのこと。
今川義元役の片岡愛之助さんとも演技の上でも非常によい
関係とのことで、息のあった武将と軍師の姿がみられるのでは
ないでしょうか。
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