信濃の国現長野県の名物にこねつけ餅があります。
今回はこのこねつけ餅の名前の由来や、
歴史を紹介します。
歴史好きになるきっかけにしてみてください。
![くまぞう](https://historywithkids.com/wp-content/uploads/2019/10/baseball_animal_kuma.png)
それでは、戦国クッキング、いってみよ~
こねつけ餅の名前の由来と歴史
歴史
こねつけ餅が作られるようになったのは、
今から500年ほど前徳川家康や織田信長、豊臣秀吉などが登場した戦国時代と
言われています。
この時信濃の国は水田がすくなく、
米があまりとれず、米は貴重なものでした。
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あまりお米が食べれなかったなんて、大変だったんだろうね。
そこで信濃の国の人々は、
米は貴重なので粒を残さず食べるために、こねつけ餅を考えました。
実は豊臣政権と徳川政権とでぶつかり合った時、
戦国時代、最後の戦である大阪の陣の際に、
こねつけ餅にまつわる、真田幸村のエピソードが残されています。
幸村は昔秀吉に救われたり褒められたりされて、
お気に入り扱いをされていました。
ですが亡くなってからは、関ヶ原の戦いで改易され、
領地がなくなり貧しい生活をしていたのです。
その幸村に一通の手紙が届きます。
それは豊臣が徳川と対立するため、
味方になってほしいとのことでした。
幸村は貧しくなっても秀吉のことを忘れられなかったのか、
豊臣秀頼が大将の豊臣陣営に着きます。
その時ひっそり兄・信幸の元を訪れ今生の別れを告げます。
徳川勢についている信幸とは敵対することになるからです。
2人は別れの杯をかわしますが、深夜だったので米を炊くわけにもいかず、
残っていた冷ご飯を使ってこねつけ餅を作って幸村をもてなしたそうです。
真田こねつき餅のつくり方
材料
・冷ご飯 ・小麦粉 ・味噌(あればクルミ味噌) ・砂糖 ・みりん
・すりごま
手順
まず冷ご飯と小麦粉をこねます。
冷ご飯に小麦粉が付いたら次に砂糖、味噌、みりん、すりごまを、
ボールに入れて混ぜていきます。
混ぜたら冷ご飯を4等分にして、
中に味噌を入れて形を整えていきます。
フライパンを用意して、
サラダ油を熱します。
両面を焼いて、
焦げ目が少しついてきたら完成です。
実際に作ってみました‼
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