みそ田楽は豆腐やなす・こんにゃくに味噌だれをつけて食べるものです。
今回は戦国時代からあったとされるみそ田楽の名前の由来や、
歴史を紹介します。
歴史好きになるきっかけにしてみてください。
味噌田楽の名前の由来と歴史
歴史
平安時代末期に中国からとうふが日本に渡り、
料理として使われるようになります。
また豆腐を焼いて串刺しにした料理が生まれます。
室町時代になると調味料の技術が発展して、みそが調味料として使われるようになります。
その後室町時代が滅亡の危機になった戦国時代が訪れます。
永禄1558年から1570年にわたり、みそ田楽が作られるようになったと言われます。
ですがこの時今の田楽のような名前はなかったとされます。
この時は、豆腐に味噌をつけた食べ物として認識されるようになります。
名前の由来
戦国時代に味噌田楽が作られました。ですが先ほど言ったように名前はありません。
江戸時代になり、田んぼの神をまつり、豊作を願う伝統芸能に田楽という舞がありました。
その舞の一つに高足といって、竹につかまり舞う形が、豆腐を串に刺した姿に似ているため、
この豆腐料理を「田楽」と名付けたと言われています。
他にもいろいろ諸説がありますが江戸時代にハッキリ残っている文章として選びました。
史料によっては「田楽たうふ」と書かれていることもあります。
京都では味噌田楽の一種である木の芽味噌を焼いた木の芽田楽が流行ります。
江戸時代に入るとみそ田楽は一般にも親しまれて食べられるようになったと
記述が残っています。
味噌田楽作り方
では次に味噌田楽のつくり方を紹介します。
材料
木綿豆腐
調味料
みそ、しょうゆ、酒、砂糖
1.木綿豆腐は2-3cmの厚さに切り、クッキングペーパーではさみ、水気を切っておきます。
2.水気を切った豆腐をフライパンで片面2-3分ずつ焼き、両面に焼き目をつけたら
取り出して、串を刺しておきます。
3.調味料を鍋に入れ、火にかけながら煮詰めて、とろみを出します。
4.2の豆腐にみそだれをかけて完成です!
★実際に作ってみました。
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