2021年の大河ドラマ「青天を衝け」の新キャストが決定されました。
その中には竹中直人さんもいます。
今回はそんな竹中直人さんのプロフィールと経歴、
そして直人さん演じる徳川斉昭を紹介します。
歴史好きになるきっかけや大河ドラマ青天を衝けを見るきっかけにしてみてください。
青天を衝け徳川斉昭とは?
<#青天を衝け 登場人物紹介>
水戸徳川家第9代藩主。先進的で実行力に富み、気性の激しさもあって、のちに「烈公」と呼ばれる。それゆえに敵は多い。栄一の主君となる慶喜の父でもあり、幼少期から慶喜の才に期待し、暑苦しいほどの愛情深さで育てた。 pic.twitter.com/KYWrfu9mKM
— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」2/14スタート! (@nhk_seiten) December 22, 2020
尊王攘夷の思いを爆発させる熱い水戸藩主
徳川斉昭は第7代目水戸藩当主・徳川直紀の三男として産まれます。
それは将軍第11代徳川家斉が当主であった1800年4月4日のことです。
幼名は虎三郎、敬三郎です。
斉昭には2人の兄がいたため、斉昭は水戸藩を、継げる身ではなかったのです。
兄の死により水戸藩主を相続
ですが次兄である松平頼恕は高松藩松平家の養子となります。
また弟である頼筠が宍戸藩松平家へ養子入りします。
これにより三男である斉昭は、家にのこり、家督をつぐ可能性も出てきました。
ですが長兄・徳川斉脩が子供を得ないまま亡くなります。
そこで斉脩の弟である斉昭が水戸藩主となったのです。
斉昭は1832年に有栖川宮織仁親王の王女、吉子女王と結婚します。
幕政改革 そしてペリー来日による日本の危機
斉昭は藩校・弘道館を設立します。そして下士層からも、優秀な人材を幅広く登用します。
藤田東湖(渡辺いっけい)、武田耕雲斎(津田寛治)らとともにすすめたこの改革は
水野忠邦の天保の改革に影響を及ぼします。
1837年に斉昭は
1,経界の義(全領検地)
2,土着の義(藩士の土着)
3,学校の義(藩校弘道館及び郷校建設)
4,総交代の義(江戸定府制の廃止)
を掲げます。
これらの先進的な藩政改革を実行し、幕府のみならず全国に影響を及ぼします。
水戸藩を中心に朱子学の影響をうけた学問は水戸学と呼ばれ、水戸学から攘夷論が
確立されました。
攘夷とは、西洋諸国は敵とみなし、鎖国の状態を続けようという考えです。
斉昭は、ペリーが浦賀に来航すると、幕府の海防参与に任命されて攘夷論を主張し、
開国派の井伊直弼と対立します。
また将軍継嗣問題で、斉昭は息子の慶喜を推しますが、
徳川慶福を推す井伊に敗れてしまいます。
1858年、井伊直弼は大老となり独断で日米修好通商条約を調印して慶福(家茂)を
第十四代将軍とします。
この調印と将軍問題について、斉昭は反対の意を唱えて江戸城へ無断登城し、
井伊直弼に詰問します。このため斉昭は謹慎処分となります。
そして、孝明天皇により戊午の密勅が水戸藩に下されます。
これにより井伊直弼は激怒し、斉昭に永年蟄居を命じます。
その他、井伊大老の諸策に反対する者たちは弾圧されました。(安政の大獄)
斉昭は事実上、政治生命を絶たれることになります。
この謹慎は解かれることなく、斉昭は無念のまま亡くなりました。
斉昭は日本の徳川政治に命を尽くします。
また息子・慶喜は後に将軍となり、徳川幕府最後の将軍となりました。
とても気性が激しい人だったけど、日本のためという思いが強かったんだね。
竹中直人さんプロフィール
徳川斉昭役って字幕が無ければ、太閤殿下にしか見えねぇ(白目)#青天を衝け#竹中直人 pic.twitter.com/gKY6JxgCrV
— 羽ぴょん (@dahanekesuike) October 10, 2020
竹中直人プロフィール
出身地 神奈川県
血液型 A型
生年月日 1956年3月20日
竹中直人さんは、幼い頃は内気で一人遊びを好むような性格の子供でした。
両親としばしば映画を見に行くことで、映画業界に関心を持つようになり、
高校時代には自作で映画を撮るほどになり、本格的に映画業界を志望します。
美術大学に在籍中、映像演出研究会に所属しますが、大学時代に
素人参加型のお笑い番組で、松田優作の物まねをして注目されます。
中学生の頃、内気な性格を克服すべく、モノマネ芸を習得してたんだって
大学卒業後は、俳優を志し劇団青年座に所属しますが、俳優だけでは
食べていけないと感じお笑い番組やバラエティ番組に出演するように
なります。
この時はコメディアンとして活動してたのね。
1996年NHK大河ドラマ主人公「秀吉」に抜擢され、大ヒットします。
その後、民放のテレビドラマや、大河ドラマ「軍師官兵衛」
で再び秀吉を演じるなど、4回も秀吉役を演じています。
ドラマの中で外国人の役を演じたり、モノマネをしていた本人役で
出演したりします。また、奇抜な役柄からシリアスな小市民、悪役など
かなり幅の広い役柄を演じています。
1991年に「無能の人」で映画監督デビューをします。
その後もかなり多くの作品に出演されますが、竹中さんは
仕事を断らないことで有名な人だそうです。
竹中直人大河ドラマ出演作品
1996年 「秀吉」 主演 豊臣秀吉役
2014年 「軍師官兵衛」 豊臣秀吉役
3回目となる大河ドラマでは、どのような演技が見られるのか、
楽しみですね!
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