駿府城は、静岡市の中心部にあります。
徳川家康の居城として晩年を過ごしたという駿府城は、歴史好きにはとても人気があります。
復元された建物、大きな堀と石垣の見どころが多く、駿府城址公園として広々とした敷地が整備されています。
公園内でのんびり過ごす人や、遊具で思い切り遊ぶ子供たちも多く、休日はにぎわっています。
今回は駿府城を子連れでおでかけする人へアクセスとおすすめの駐車場、駿府城の見どころを紹介します。
おでかけの参考にしてみてくださいね。
徳川家康公晩年の居城・駿府城について
静岡県静岡市にある駿府城は、徳川家康の居城として有名です。
1585年に築城をはじめてから、途中火事で焼失しましたが、1610年に完成されました。
以後は家康は亡くなる1616年まで、駿府城を居城としたそうです。
駿府城は静岡市の中心にあり交通のアクセスも良いですが、天守閣はありません。
天守閣を復元するために調査や工事が進行中となっています。
駿府城址公園としてイベントの開催や憩いの場としても利用されています。
駿府城へのアクセスと子連れにおすすめ駐車場情報
駿府城へのアクセス
駿府城公園 〒420-0855 静岡市葵区駿府城公園1-1
電車の場合
- JR静岡駅から徒歩約15分
- 静岡鉄道静岡駅から徒歩約12分
電車+バスの場合
- JR静岡駅から(北口10番のりば)駿府浪漫バス約15分(東御門下車)
- 静岡鉄道静岡駅から(北口10番のりば)駿府浪漫バス約15分(東御門下車)
駿府浪漫バスは毎日10時から16時まで静岡駅発となっていて、
平日は1時間に1本、土日祝は30分に1本運行しています。
料金は大人は200円、小学生までは100円です
子連れの場合は、バスも使ったほうがいいかもしれません。
車の場合
- 東名高速 静岡ICより車で約17分
- 新東名高速 新静岡ICより車で約18分
駿府城周辺の駐車事情
駿府城は専用の駐車場はありませんが、駿府城の前にある市民文化会館の駐車場を利用することが公式サイトでおすすめされています。
都市の真ん中にある駿府城ですが、休日の午後でも駐車場の空きはたくさんありました。

桜祭りやイベントのある時は混雑するよ!
静岡市の中心部にあるので、周りにはいくつも駐車場があります。
大きなイベントでなければ、駐車場がなくて停められないということはなさそうです。
ここで注意しないといけないのは、駿府城址公園の外周道路は、時計回りの一方通行になっています。

わが家は初めて行ったときには、ぐるっと一周しました💦
混雑時は人の通りも多いので、注意してくださいね。
駿府城周辺のおすすめ駐車場は、市民文化会館の駐車場!
都市部にある駿府城址公園の周りには、たくさんの駐車場があります。
このサイトでは、子連れに便利な駐車場を、距離と収容台数をもとにおすすめしています。
市民文化会館の駐車場が観光するには一番のおすすめです。
収容台数 246台
営業時間 8時30分~22時
料金 30分100円
平日は最大料金が設定あり、1000円です。
この駐車場は北門が近くて便利です。
周辺の駐車場は1時間当たり300円前後が相場になるので、ここはお財布にもうれしいですね。
市民文化会館前駐車場 (地下駐車場になります。)
駿府城は四方から入り口がありますが、この駐車場から一番近い北口から入ると、
茶室や庭園があり、風情のある景色が楽しめます。
市民文化会館の駐車場が空いていない場合として、
近い場所で収容台数があるなら、大村パーキング第3駐車場です。
徒歩5分の立地でわりと収容台数があります。
料金は前払い制になります。
収容台数 30台
料金 2時間ごと500円
12時間800円
15時間1000円
時期によって変動がありますので注意してください。
大村パーキング第3駐車場
静岡県静岡市葵区西草深町3-9
駐車場は、料金や条件が改定されることもあります。
また年末年始や連休は特別料金となることもあるので、最新の情報を確認してくださいね。
駿府城の子連れで楽しめるおすすめスポット3つ!
駿府城は明治維新以後、保存が必要な城郭として指定されていたものの、お城は荒れて長い間放置されていました。
やっと今の駿府城址公園として整備が始まったのは戦後になってからです。
復元された櫓門(やぐらもん)を資料館にしたり、天守の復元のため工事が進められています。
そんな現在進行中の駿府城址公園のおすすめを紹介します。
駿府城公園いってきたー
紅葉山庭園は個人的になかなか見応えがあったかも。もう少し葉が色付いてきてから見たいかも pic.twitter.com/MFSAHBtfea— かく (@kaku3kaku) November 10, 2019
復元された巽櫓(たつみやぐら)
櫓とは主にお城の門に建てられた矢や鉄砲を発射したり、保存したりするお城を守るための建物です。
駿府城はL字型という珍しい造りの櫓を持っていて、近年櫓の中で一番高かった巽櫓が復元されました。

現在は徳川家の歴史がわかる資料館になっています。
巽櫓には、幼少の頃の徳川家康が勉強したとされる「手習いの間」が公開されていて、櫓の見どころになっています。
徳川家康は8歳から19歳のころまで駿府で過ごしていました。
その時この手習いの間で勉強に励んだといわれています。
VR体験の楽しめる坤櫓(ひつじさるやぐら)
見張りや武器の倉庫として使用されてた坤櫓は3階建ての建物です。
こちらは平成26年に約160年ぶりに復元されました。
縦写真です( 〃▽〃)
駿府城🏯 坤櫓#写真で伝える私の世界 pic.twitter.com/nAcNV9pz6H
— Yukiyuki (@Yukiyuk32143081) October 30, 2019
ヘッドマウントディスプレイという専用のゴーグルをつけて今昔スコープというバーチャルリアリティを体験することができます。
かつての駿府城の天守閣や当時の街並みの様子を最新の技術で楽しむことができます。

MR(MixedReality)を使用した3D映像だよ!
子連れにうれしい駿府城址公園内の遊べる公園
公園内は広い敷地内には、約450本のソメイヨシノの桜が植えてあります。
桜の開花に合わせて毎年「静岡まつり」が開催されて、満開の桜の頃には、特に多くの人でにぎわいます。
普段は都市部の公園として、多くの人の憩いの場になっていて、広い敷地内をこどもが遊んだり走ったりも十分にできます
また、公園内には遊具のある児童公園も設置されています。
小さな子供がいると遊具があるといいですよね。
駿府城址公園基本情報
開館時間 9時~16時30分(入館は16時まで)
休館日 月曜日、年末年始
料金 共通券(巽櫓、坤櫓、紅葉山庭園に入れるお得なチケットです)
大人 360円 小中学生 120円
駿府城へ子連れのおでかけまとめ
駿府城公園周辺は都市部にあるので、駐車場はたくさんあります。
おすすめは市民文化会館の地下駐車場で、北口門が近く、子連れに便利です。
広い敷地内は市民の憩いの場となっていて、かつてあった天守は日本最大の天守閣・江戸城の1.5倍の大きさがあったとされています。
復元された櫓や門は見どころがいっぱいで、歴史好きなら一度は訪れたい場所です。
周りを囲む水堀と石垣は当時のままで、こちらも大きくとても立派なので、じっくりと眺めてみるのもいいですよ。
駿府城へ子連れでおでかけを考えている方はぜひ参考にしてください。
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