こんにちは。くまのこです。
今回は、こどもと行くお城めぐりにおすすめの上田城を紹介します。
上田城は、2016年のNHK大河ドラマで人気となり、多くの観光客でにぎわっています。
お城の中は見どころも多く、小さな子供が遊べる遊具のある公園が隣接しています。
市立博物館でじっくりと歴史に触れてみたり、芝生広場でお弁当を広げながらのんびり過ごしたりと家族のお出かけにぴったりです。
この記事では子連れのおでかけには気になる駐車場やトイレの場所、遊び場情報を紹介します。
歴史好きのわが家のこどもと出かけて見てきたおすすめもご紹介しますね。
お出かけの参考にしてみてください。

ご当地キャラの幸丸くんとパパ丸くんに会えるかも。
子連れのおでかけ知りたいポイント!
まずは駐車場。上田城跡北観光駐車場がおすすめ。
こどもとお出かけするときに、駐車場がなくて、こまる、、長いドライブにあきた子どもたちは、車を停めて早く外に出たいですよね。
上田城周辺には、一般車が停められる駐車場が2か所設置されています。
・上田城跡北観光駐車場
・上田城跡駐車場
になります。
おすすめは、北観光駐車場で104台、最初の1時間は無料で1時間~11時間以内であれば1時間ごとに100円ずつ加算されます。
また、イベント開催時などの特別期間は、3時間以内で500円、3時間~8時間以内で1時間ごとに100円加算されます。
8時間~24時間以内であれば1000円となります。
上田城跡駐車場の方は、88台、料金は無料です。しかし、イベント開催時には駐車禁止となることがあります。
私たちが春の桜祭りに行った時には、駐車場が閉鎖されていました。
行く前に必ず確認してくださいね。
北観光駐車場の地図はこちら。
遊具のある遊び場は、小さな子でも楽しめます。
こちらの駐車場は、お城の入り口からはやや遠くなりますが、駐車場の目の前は児童遊園地公園になっています。
小学校低学年くらいまでなら、楽しく遊べる遊具のある公園です。
小さなお子さんがいるなら、車内で退屈だった子どもたちをまず遊ばせることもできます。

公園内には、うさぎやクジャクがいて、見ることができるよ。
降りたらすぐに行けるトイレの場所も知っておきたい。
北駐車場の前の児童公園にはトイレがあります。

早くトイレにいきたい!
車を停めてすぐにこどもが言っても安心ですね。
ポイントは、帰るとき。
車に乗って、出発しようとすると・・・

やっぱりトイレいきたい
そんな時にも、安心です。
子連れのおでかけからみるお城タイプ
上田城は小高いところに立つ平山城。
歩きやすい服装や靴がいいですが、そこまで大変な坂道などはありません。
天守がないので、急な階段を上ることもないです。
有料で見ることができる櫓門の上へは階段をあがります。
また、内部にも階段があるので、櫓門を見学するときは、ベビーカーは注意しましょう。
くまのこが選ぶお城のみどころ
歴史を好きなこどもと一緒に楽しむ、お城のみどころです。
実際に訪れたなら、見たり感じたり親子で楽しんで、もっと歴史を好きになるようなポイントです。
東虎口櫓門(ひがしこぐちやぐらもん)
上田城には、天守はありません。お城といえば、そびえ立つ天守がないと少し物足りない感じがしますが、上田城には櫓(やぐら)という石垣の上に作られた木造の建造物があります。
江戸時代に築かれた西櫓は県宝となっています。
お城への入り口となる東虎口櫓門は平成になってから完全に復元されました。立派な門が印象的で、内部が有料で見学できます。
上田城に初めていくのであれば、ぜひ行きましょう。

おすすめは、火縄銃の模型だよ。構えて門の窓から見てみよう。
またこの東虎口櫓門は2009年映画「サマーウォーズ」の陣内家のお屋敷の門のモデルにもなりました。
2019年には「訪れてみた日本のアニメ聖地88」に2年連続で選ばれて、1年を通して多くの人が訪れているそうです。
真田石と真田神社
東虎口櫓門に、「真田石」という大きな石垣の石があります。
直径3mの大石で、真田昌幸の形見として長男の真田信之が松代城へ移封の時に持ち運ぼうとしたところ、全く動かなかったため、上田城に残されました。
石垣の中に大きな石を用いるのは、「力」をあらわしたものと考えられて、石垣の中に一ついれることが流行ったそうです。
城内にある真田神社は、もともとは直近の城主の松平氏を祀る松平神社でしたが、昭和38年に初代城主の真田氏の名をとって真田神社に改称されました。
境内には真田幸村の巨大兜がどんとおかれています。

ここは記念撮影のポイントだよ。
真田神社の御朱印は、春の桜祭りや秋の紅葉祭りのシーズンには期間限定の御朱印もあり、とても人気で長蛇の列ができることもあります。
お城巡りが10倍楽しくなる歴史の下調べをしていこう
第一次・第二次上田合戦について
上田城は真田昌幸が築城してから、歴史の舞台に出てくるのは、徳川軍を2度迎え撃った上田合戦のことがほとんど。
少数の軍で大勢の徳川軍に2度も攻め落とされなかった「不落(おち)ない城」として有名です。
徳川軍がこの上田城を落とせなかったのは、地形を利用した城の作りが理由といわれています。
城の南側は千曲川の支流の尼が淵の崖、北側と西側に川を引き込んで天然の要害となっています。
敵は東側からしか攻めてこれなかったのですが、こちらも川や湿地帯があり、攻めづらいように設計されています。
南側の尼が淵が流れていたことから、上田城は別名を尼が淵城ともいわれています。
崖は崩れやすいため、江戸時代中期から崖を守るために石垣が作られました。
その光景は今でもみることができます。
第一次合戦では、7000もの大軍をわずか2000余りの兵で迎え撃ち、第二次合戦では38000ともいわれる徳川秀忠の軍を2500の兵で城を守り、6日かけても落とすことができなかった徳川秀忠は、関ヶ原の戦いに間に合わなかったというのは有名な話です。
真田氏のこと
上田城に行くのなら、真田氏のことは調べていきましょう。
上田市街全域は真田押しです。
上田城だけなく、市街地のあらゆるところで真田氏の家紋や赤い甲冑が見られます。
まずは真田氏の家紋や、甲冑の赤い色の意味を調べておくと街歩きも楽しめますよ。
まとめ
今回は歴史好きの子供と行く長野県の上田城についてご紹介しました。
基本情報は変更の可能性があるので、行く前にチェックしてくださいね。
別に歴史が好きでなくても、ご当地キャラに会いに行くのもアリですよ。
基本情報
長野県上田市二の丸6263番地イ(上田駅から徒歩約12分・上田菅平ICから車で約15分)
■上田城南櫓・北櫓・櫓門 観覧料
【一般】300円 【高等学校以上の生徒・学生】200円 【小・中学校の児童・生徒】100円
■市立博物館常設展観覧料
【一般】300円 【高等学校以上の生徒・学生】200円 【小・中学校の児童・生徒】100円
■共通観覧料(市立博物館常設展及び南櫓・北櫓・櫓門の観覧)
【一般】500円 【高等学校以上の生徒・学生】300円 【小・中学校の児童・生徒】150円
■営業時間 08:30~17:00(入館は16:30まで)
■休館日 水曜日・年末年始・祝祭日の翌日
ご当地キャラ・真田幸丸、パパ丸くんに会いに行こう!
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上田城のご当地キャラについてはこちらの記事でも紹介しています。

コメント
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